春のご挨拶

 駅から会社へ行く道に橋があります。この季節特有のふったり止んだり晴れたりと変わりやすい天気の中、本部長に就いてから外出する機会が格段に増え、この橋を通る回数もそれにつれて増えました。一月に全日本不動産協会、不動産保証協会の神奈川県本部長に就任し早や三ヶ月、総本部や数多くの他県の行事、県内の行事及び会議にと想像を超える移動の多さで大変忙しい毎日です。本業で突然に法務局、役所に用務が発生すると分刻みの行動になってしまいます。
 会合への出席でどんなに遅くなっても会社には必ず一旦帰ると決めています。二、三日前の夕方幸運にも雨と雨の束の間の晴れの瞬間そのいつもの橋を通りました。帰社を急いでいる中、見るともなしに橋の上から川に目をやると、薄桃色の桜の花びらが川面を一面に染めて流れていて、今年も春が去くのだとしばし感傷に浸り見とれてしまいました。桜の季節は毎年必ず見に出掛けずにはおられず、今年は忙中箱根に行きましたが少し早過ぎ、さればと鎌倉山に行ったところやや遅かったのですが、入った茶処から見えた景色と云ったら、満開の桜を見た時の寂寞とした陶酔感と比較せずにはいられない程美しく、ため息が出ました。遥か眼下に幾重にも重なる濃い緑、早緑の丘陵の連なりの中にポツンと一本の桜が盛りを過ぎて微かな風に散っている。言葉もなくそれを眺めながら美味しいコーヒーを飲みました。鎌倉には人知れず美しいスポットが多いですね。
 現実の世界はご存知小沢さんの無罪判決が報道されてから不気味な程静まりかえっています。まるで日本中が次に何をするのか見守っている様にも見えます。だが何が起きようと我々はその間も汗水たらしてあたりまえに一所懸命働いています。
 種々様々な会合で感じることは、若い会員が多い支部は最新の情報化ツールを駆使し、活力もあり未来志向の意見も多く出て楽しい。私も負けてはいられません。
 急激な経済成長は望めず、人口減で不動産協会も厳しい状況ではありますが老齢化社会はそんなに悲観ばかりではありません。大きな家を持て余している高齢者の買換需要にコンサルタントとして良い資産の転用を助ける市場が増大すると云われています。
 信頼される良質な専門集団として新入会者を大歓迎致します。不動産業の開業を志しておられる方はぜひ当全日本不動産協会に入会して頂き、一緒に働いてみませんか。
 当協会は中規模であり一人ひとりの顔の見えるフレンドリーな仲間で協力して運営しています。


平成24年4月


社団法人 全日本不動産協会神奈川県本部
公益社団法人不動産保証協会神奈川県本部
本部長 秋山 始


| 投稿時間 : 2012年5月 7日 10:55

本部長就任にあたり

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社団法人 全日本不動産協会神奈川県本部
公益社団法人不動産保証協会神奈川県本部

本部長 秋山 始


 これは悪い夢ではないかと思うほど天災人災が続いた一年も多くの不安と問題を残して去り、明けて平成24年もはや一ヶ月が過ぎ、「あけましておめでとうございます」と申し上げるには遅い時節となりました。
 かねてより病気療養中でありました前本部長 中村直利 様が任期途中に志半ばで12月24日ご逝去され、1月17日開催された理事会で理事の皆様の互選により、本部長を勤めさせて頂くことになりました 秋山 始 でございます。
 私は学生時代に特に勉学に励んだ覚えもなく、世の中が日米安保問題で騒然としていた時も政治に興味があった訳でなく、サラリーマンになった時には会社人間としてその忙しさを楽しんで仕事をしておりました。現在と違ってその時代の日本は右肩上がりが続き、常に活気に溢れており、先には希望があるばかりでした。当時世界では様々な戦争や紛争、大惨事がありました。チェルノブイリで起こった原発事故ですら遠い国の他人事でした。実態は空と海とで日本にも深刻な影響を及ぼしていたにもかかわらずです。当時の私にとって今の日本の国を根底から揺るがしているあらゆる問題は想像の世界でしかありませんでした。楽天的で単純な性格で、人の裏を読むとか場の空気を読む等は、無駄で疲れて苦手です。仕事は人の話をよく聞いて自分なりに判断し、自分の意見も加味して、スピーディに進めております。
 不動産業に転じて約30年、湘南支部長を13年、県本部理事15年、総本部理事7年、その他の役職を大勢の仲間と和気藹々務めて参りました。会社は大船観音様の足元と云える場所にあり、鎌倉・湘南を中心に建売が事業主体で、私も含め5人のスタッフ(一人産休中)が夫々一人三役をこなす多忙な毎日です。私の一日は朝6時30分起床、鎌倉山辺りを約一時間程ジョギング、10時出社、20時退社が定番です。要するに暢気な凡人です。
 その私が全日本不動産協会の神奈川県会員1,806社の本部長を任され、さすがに身の引き締まる思いが致します。ただお引受するに躊躇はしませんでした。有能な仲間が大勢おりますので、その力を結集し、やってゆけると確信したからです。すぐにやらなければならないこと、中長期的課題・目標に向かって準備実行することを皆さんと力を合わせ迅速に着実に進めて参ります。
 私は日頃、稲盛和夫氏に注目しています。氏は経営破綻した日本航空再生のために投入された公的資金3,500億円は国民の納めた税金である。故にそのお金は国民に瑕疵なく返却されなければならないと言っています。転じて当協会会員にも会費に見合った有形無形の効果・成果が瑕疵なく届いているか見直して参ります。
 昔から悠久の宇宙の時間の流れから見れば一個の人間の人生は一炊の夢の様なものだと云われます。一炊の夢だとしたら私の人生は今まさにご飯が炊き上がり、ほかほかのご飯を装い食べるばかりになりましたが、敢えて蓋をし、一陣の風、一瞬の稲妻になっても、そう違いはないかと考えます。
 みなさん 末永くどうぞよろしくお願い致します。
東海道線に乗って大船観音様が見えたならその足元に、全日本不動産協会の、走る本部長がいることを思い出してくだされば幸いです。


平成24年2月吉日

CIMG1122.JPG(左の写真は
昨年11月3日に開催されました「湘南国際マラソン」に出場したときのもの。皆様の応援のもと無事完走することができました!)


             本部長  秋山 始


| 投稿時間 : 2012年1月26日 10:06

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