本部長のあいさつ|公益社団法人 全日本不動産協会 神奈川県本部

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湘南マラソン

 湘南マラソン ここ3年ほど申込みの要領が悪く?出場が叶いませんでした。これを聞いた当協会(全日本不動産協会)湘南支部の会員さんで、毎年シッカリと自社の社員さん分でも確保している社長が、私の分の申し込みにも一緒にチャレンジしてくれました。しかし、地元枠、一次募集とも確保できず、口が先行していた私は「しめた。これで走らずに済む」と思っていました。6月27日夜、相模大野で本会相模原支部の仲間たちと懇親を深めているとき、彼女から携帯電話がかかり、残り少ない二次募集分で「全員分確保できました」と嬉しい(えーッ)連絡と「本部長、歩いてもいいから完走してくださいね」という優しい?メール。


 かくして本日12月6日の大会日を目指し、練習(調整?)をすることになりました。しかし、過去の様にはうまくゆきません。協会の役員を仰せつかっている現在、時間がとても取れにくくなっており、また、年齢と共に悪くなる代謝による体重も増え、「本当に歩いてでも完走できるのだろうか?」と思いつつ大会が近づいてきました。そしてゼッケンがTシャツ、資料、計測用タグ等と共に送られてきました。これを見た途端、弱気は飛んで、出場する方向に気持ちが傾いてきました。


 そして、走る一週間前からは、練習はしない、炭水化物をたくさん摂取するなど、自分の都合のよいルールを作り、飲酒も毎晩、そんな準備?をしました。大会当日、天候にも恵まれ、早朝からスタート地点の大磯プリンスホテルに向かっているうちに、どっぷり湘南国際マラソンの雰囲気につかり、どんどん気持ちが集中(昂ぶり)してゆき、まさにランナーズハイ状態になってゆくのがわかりました。この大会、毎回感心するのですが、ボランテイアの皆様が大活躍されており、コースの周辺も含め、ゴミひとつ見当たりません。「来た時よりも美しく」が完璧に実践されています。また、地元にお住いの方への配慮、ランナーへの声かけなど、走っていてたくさん元気がもらえます。今日はこんな文を書いたボードを持って声かけしているボランテイアの方を見かけました。 「ここは挫折禁止」左折×の案内をしている方でした。登りの苦しいところですが、思わず苦しい顔が笑っていました。


 前回より遅いな、苦しいなと思いつつ、支部役員各位が支部旗を立てて応援して下さっている折り返し地点に着き、記念写真(証拠写真?)を取って頂き、折り返しました。あとは苦しみの連続で、給水ポイントで頂く、飲み物とレーズンを 楽しみに少し生き返り、一応規定時間内で無事にゴールできました。


 今年から開催が約一月遅くなりましたが、西湘バイパス二宮から、134号線江の島まで上下線を通行止めをして行うのですから行楽シーズンの11月の連休中に行うことに無理があったと思います。このパターンで定着するのではないでしょうか。しかし、今日も伊豆半島石廊崎まで、箱根、富士山、丹沢大山まで、走りながら青い海ととも眺めながらキャッチコピーである「湘南の風」を感じ、いつも高速で車が飛ばしている道を全車線通行止めにして一台も車のない安全な状況にも何かを感じて走る、まさに超一級の湘南が誇るマラソンと思います。


一方で、今回はスタート後にコースに不審物が置かれていたとの情報で、多少の混乱があり、正式記録とならない事態も発生した様です。今後はテロにも目を光らせ運営をしてゆく必要もあり、大変ではありましょうが、長く継続するよう 強望するものです。痛い体でこんなことを思いました。



平成27年12月11日
公益社団法人全日本不動産協会神奈川県本部
公益社団法人  不動産保証協会神奈川県本部
本部長 秋山 始
|投稿時間:2015年12月11日 11:37
春のご挨拶

 忙しさを理由に自分に言い聞かせ、原稿を書けないことを忘れようとしていましたが、些か一年間も穴をあけますと、心臓の毛が絡んで不整脈を起こしている私でも胸が痛みます。申し訳ありません。

 

 平成26年度も終わり、27年度に入っております。26年度で2年間の役員の任期か終了し、新たなスタートとなります。この決定には支部組織(横浜支部以下6支部)、地方本部組織(神奈川県他46地方本部)、そして総本部組織が順次下部組織より役員を選んで参ります。

 

 当本部では5月20日の湘南支部総会からスタートし、全支部が総会を開催し、5月26日に県本部が総会を開催、次に6月25日の総本部総会で定まります。

 

 当本部はこの間の事業活動が停滞しない様に既に年初に定まっている事業計画・予算に準じて、前体制で事業を進め、新体制に引き継ぐ様にしております。

 

 28年度の大きな目標は会員に「全日に入会して良かった」と思われる協会を目指し、活動をして参ります。

 ちょうど役員改選にあたり、仕組みのご紹介が中心になりました。これからは本部長がキチンと四季の挨拶分を載せるように致したく存じます。

 

 

平成27年4月26日

公益社団法人全日本不動産協会神奈川県本部
公益社団法人  不動産保証協会神奈川県本部
本部長 秋山 始
|投稿時間:2015年04月27日 09:19
春のご挨拶

 あっという間にもうゴールデンウイーク。今年も1月7日執行部全員での黒岩知事へご挨拶から始まりましが、2月8日福島県本部で大雪に遭遇し午前3時帰宅、1週間後の15日当本部政経懇談会も大雪の翌日で交通が混乱、来賓、会員とも予定の半数の出席となり雪に振り回されたQ4でした。

 

 平成25年度が3月で終了し、ほぼ期首の計画通り事業も展開されました。既に平成26年度がスタートし、委員会活動も活発に始っています。今月は大きな事業である神奈川県本部定時総会が開催されますので、総務委員会を中心に準備が進んでいます。  私はと云えば仰せつかっている総本部役員の活動もあり、このページの「本部長の窓」にある通りハードなスケジュールに追われています。3月号の「全日かながわ」で書いたハナ肇氏の言葉「定年があるような人生はダメなの。定年がない人生っていうのは素晴らしいの。休んでいられないんだもの」を思い浮かべながら。

 

 

平成26年5月3日
公益社団法人全日本不動産協会神奈川県本部
公益社団法人  不動産保証協会神奈川県本部
本部長 秋山 始
|投稿時間:2014年05月07日 09:55
新年のご挨拶

会員をはじめ閲覧者の皆様へ

 


  謹んで新年のご挨拶を申し上げます。………

 

かさねて、本年もよろしくお願い申し上げます。

 

平成26年1月吉日
公益社団法人全日本不動産協会神奈川県本部
公益社団法人  不動産保証協会神奈川県本部
本部長 秋山 始
|投稿時間:2014年01月10日 13:00
冬のご挨拶

 皆様へのご挨拶が秋を飛んで、冬になってしまいました。申し訳ありません。

 

当HPには「本部長の窓」というPartがあり、協会での私の予定とその報告が載っています。夏以降、総本部役員を拝命、読書の時間すら失われています。  冬のご挨拶がとんだ言い訳です。 以下は最後に読破した本のあらすじと感想です。

 

  海賊と呼ばれた男  1970年8月18日、三菱重工業長崎造船所で当時世界最大のタンカー「沖ノ嶋丸」254,772重量トン(DWT)が竣工しました。当時私は出光タンカーが所有するこの巨大タンカーに搭載したコンピュータの保証技師でした。沖ノ嶋丸の仕事をしてゆく中で出光興産の「日章丸事件」を知りました。日章丸は一世から五世まで存在し、日章丸事件は二世の時に起きた日本国民が誇れる歴史的事件(快挙)でありました。

 1953年3月、日本の小さな石油会社の出光興産が、石油を国有化したため英国と抗争中のイランへ極秘裏にタンカー日章丸二世を差し向けました。英国海軍の海上封鎖を突破し同船は、イラン挙げての大歓迎を受け、アバダンにてガソリン、軽油約22,000Kℓを満載、数々の困難・苦難を乗り越え、5月、大勢の歓迎を受け川崎港に帰港しました。  これに対し、英国アングロ・イラニアン社(BPの前身)は積荷の所有権を主張し、出光興産を東京地裁に提訴。この「日章丸事件」は、法廷で争われることになりました。裁判の経過は連日、新聞でも大きく取り上げられ、両者の様々な攻防の後、結局、アングロ・イラニアン社が提訴を取り下げ、出光側の勝利となりました。 イラン石油の輸入は、その後、イランにおいてメジャー(国際石油資本)の結束が再び強化され、1956年に終了しました。しかし、この「事件」は、産油国との直接取引の先駆けを成すものであり、日本人の目を中東に向けるきっかけになりました。また、敗戦で自信を喪失していた当時の日本で、国際社会に一矢報いた「快挙」として受け止められたことも歴史的事実と思われます。この事件が起きた頃、私は小学生で騒ぎを知る由もありませんでしたが、その後の歴史の授業でも記憶がなく、表題の書籍「海賊と呼ばれた男」の中でこの詳細を知り驚き、時は異なるものの、自分が何度も往復した航路・地域であり、日章丸の描写がはっきりと目に浮かび、懐かしくもありました。

 

 5月22日 お招きを受けた千葉県本部の定時総会に出席する私は、京葉線の車中でこの「海賊と呼ばれた男」の最終章を読みながら臆面もなく瞼を熱くしていました。出光佐三氏の起業から現在までを記した小説ですが、本人の素晴らしさは言うまでもなく、対峙する官僚、GHQ、元軍人、社員、金融・保険・石油会社幹部などをはじめとし、随所に現れるキーマンに感動する場面が多く、これは「武士道」が原点なのだ。彼らは皆「士魂商才」を発揮した武士なのだ。彼らの活躍と真面目で勤勉な国民性で我が国が驚異的に発展することができたのだ。などと一人で感激、頷いていました。  比べて今はどうでしょう? 最近だけでも開示される情報すら信じることのできない電力会社、不正融資に懲りない金融機関、恐ろしい保線の鉄道会社と大きく病んでいる事象ばかり目立ち、「もう武士道なんてこの国には・・・」と腹立たしく思うことばかりです。  しかし、私は私なりに精一杯「海賊と呼ばれた男」、武士道を鑑に頑張ります。

 

 

平成25年12月9日
公益社団法人全日本不動産協会神奈川県本部
公益社団法人  不動産保証協会神奈川県本部
本部長 秋山 始
|投稿時間:2013年12月09日 18:35
夏のご挨拶

暑中お見舞い申上げます。

 


 一学期が終わると、真っ青な空、麦わら帽子、真っ赤な太陽、入道雲の夏が来て、二学期のはじめの頃まで続きました。この当たり前だった夏が変ってきています。   当地での今年の梅雨には降雨の様子、梅雨明けの早さなどに異様さを感じました。 近頃のバケツで撒いているような強雨、その降雨時間の長さには、とても夕立とかスコールとか云えない異様さを感じます。つい先日の山口県、島根県の豪雨は、新たに定められた「特別警報」に該当する今まで経験のなかった(予想もしなかった)異常ですね。  「まるで人類に侵食されてきた地球(或いは宇宙)が、自浄の一環として牙をむいて我々に襲い掛かってきている。」そんな風に考えますと、原発事故の一つの起因となった地震、津波も・・・。  まだこの壮大な自然のシナリオの1ページ目なのかも知れませんね。  この話の続きはいずれ。

 


 本年度当協会は役員改選期にあたり、総本部、県本部、支部すべてで役員の選任が行なわれました。神奈川県本部は県下7支部で4月に支部総会が開催され、5月24日に県代議員総会が開催されました。それらの結果、下名が引続き本部長を仰せ付かり、以下の7名の方々が、支部長に選任されましたので、皆様にご紹介申上げます。  お近くでお見かけの際はどうぞお気軽にお声がけ頂きたく存じます。  支部長のほかに執行部として副本部長5名、専門委員会委員長8名が加わり、担当委員会が活発な活動を展開致します。  新鮮な布陣による神奈川県本部の活動に 「乞うご期待!!」

 


 7支部長の就任コメント

平成25年7月31日
公益社団法人全日本不動産協会神奈川県本部
公益社団法人  不動産保証協会神奈川県本部
本部長 秋山 始
|投稿時間:2013年07月31日 16:12
春のご挨拶

 今年の春は忙中、忙忙、更に今年の桜は気まぐれな気温にせかされて、前線が到来したと思ったら、もう満開、せっかちに散る気配に花追い人を自任する当方は落ち着かない。

 

 

 二日前、首都圏不動産公正取引協議会理事会に市ヶ谷まで行く為に社を少し早めに出て、花見の人で賑っている外濠通りを一人で歩いて、忙しい花見をした。千鳥ケ淵には敵わないが、東京の真ん中で咲く美しさは又格別、「ああ今年も春が来たのだ」と思いつつ、時間に追われ堪能する間もなく公取協へ向かった。  私は一体、桜が好きなのか、桜を見ている自分が好きなのか自問しつつ、やはり物足りない思いだった。

 

 日曜日、相棒に前々から掃除機の修理を頼まれていたので、修理を条件に弁当作りを頼んだ。午前中いっぱいかかり、無事掃除機は稼動し、私は渡された弁当を持って、会社から歩いて五分程の、地元の人が谷戸池と呼んでいる場所へ向かった。地元の人達が協力して手入れを続ける、知る人ぞ知る小さな桜の名所だ。Just間に合った。満開も満開、ちらほらと小さな池の水面に花びらが舞っていた。家族連れの先客がそちこちで散策したり昼食をとっている。私も空いているベンチに腰をおろし、弁当の入っている紙袋を開けると小さな岡持型の重箱が入っていた。ふたをとって見ると上の段にはまぐろとコンブの佃煮入りおにぎり、きゅうりの糠漬け、ゴボウと人参と鶏肉の煮物、二段目には鯛の粕漬けの焼物、豚肉の味噌漬け焼き、ほうれん草のおひたし、トマトのサラダ、いちごが色合い良く並んでおり、別に水菜と新玉葱の温かいお吸い物と熱いお茶が添えられていた。

 

 目の前の池には水鳥が群れたり離れたりしながら泳いでおり、花は頭上から水面すれすれに咲き誇り、風がかすかに枝を揺らして吹いてゆく。背景に岡本の丘々に山桜の薄桜色の点在、心づくしの弁当を食べながら、「やっと今年も春が来て、去ってゆくのだ」と実感した昼食を兼ねた一時間程の花見でした。

 

 数年前には桜の花を追って弘前まで車で往復したこともあったが、こういう花見もまた良しとしよう。少し寂しいけれど・・。

 

 昨年も桜のこと書きました。してみると本部長になってから一年が過ぎたことになる。

 

 去る2月9日には協会創立四十周年記念大会が、みなとみらいのインターコンチネンタルホテルで挙行され、完遂することができました。スタッフの働きは素晴らしく、来賓の方々から過分な称賛のお言葉を頂戴し、協力し合う大切さを痛感しました。

 

 今、日本経済はアベノミクスにもう一人の主役、黒田東彦日銀総裁が登場して、早くもアベクロバブルなどと揶揄されながら、いよいよデフレ脱却に向かって本格的に始動する。日本の浮沈がかかっており、とても評論家気取りではいられない。アベノミクスと言ってもその原資は我々の税金である。8%、10%と段階的に増して行く消費税と積み上がってゆく国の債務、大体が矛盾している。消費税を上げて消費を促されても、今の日本人は本当に欲しい物しか買わない。消費が美徳ともてはやされた五十年前の、物のなかった時代とは違う。国の浮沈がかかっている。更に深刻さを増す人口減少問題もある。このことは我々の業界に直結する問題であり、どう対処すれば良いのか、私は身の引き締まる思いがする。

 

 町の不動産屋として顔の見える利点を生かして老齢化、少子化、空家、外国人、生活保護世帯など大手の手の届かない部分を埋めてゆくニッチと云える仕事も必要だと考える。それにしてもアベノミクスはどの様な展開を見せて、いつまで続くのか。   「安倍さん、夜はよく眠れていますか」と思わず聞いてみたくなる。

 

 

平成25年3月24日
社団法人 全日本不動産協会神奈川県本部
公益社団法人不動産保証協会神奈川県本部
本部長 秋山 始
|投稿時間:2013年03月29日 09:19
新年のご挨拶

 皆様

 

 新年あけましておめでとうございます。

 

 正月休みも終わり2013年も本格的に始動し始め、我社の仕事の大事な相方である職人さん、メーカさん、仲介業者、金融機関等々の皆さんが挨拶に見えられますが、その顔が去年に比較して一様に明るいのです。リーマンショック以来、実に5年ぶりに株価が値上がりし、円安になり日本の経済が低迷から動き出すとの期待感が気持ちを明るくしているのです。

 

 この業界に生きている人々はある程度保証されているサラリーマンとは異なってやはり経済の動向には敏感です。

 

 安倍政権がどうか今度こそ国民のこの期待を裏切ることなく、途中でお腹が痛くなったり、夏の参議院選までの点数稼ぎでなく、真摯に国家の為の政治をすることを祈るばかりです。

 

 ビルダーとして家を建てるということは売り買いだけでなく多少の差はあれ、お客様の人生に関わってしまうのは仕事の性格上必然と云えます。30年間この仕事をしている中で忘れられず折節想い出される事例が数々あります。

 

 今回はお正月らしい話をひとつしたいと思います。

 

 10年ほど前の秋の灯点し頃、会社の窓辺のテーブルで寛いで新聞を読んでいると、会社の前を行きつ戻りつ逡巡していた人がドアーを開けて入ってきました。70代後半に見える小柄で上品な男性でした。「ちょっと相談したいことがある」と言い、出されたお茶を一服した後、「実はお宅に布施をしたい」と言う。その話を半信半疑で聞いてみると「鎌倉のとある分譲地に夫婦二人で長年住んでいたが、半年前老妻が亡くなり子はなく寂しくてならない。生まれ育った浅草にも小さな家があるのでそこで余生を送りたい。ついては鎌倉の家屋敷を処分したい。だが、妻との幸福な想い出がいっぱい詰まっている場所なので誰でも良いという訳ではない。家はもう古いので、壊して建て替えることになるだろうが、できれば若い幸福な夫婦に住んでほしい。条件はそれだけです。」  「どうしてうちを選ばれたのですか」と問うたら「長い日々をかけて、あちこちの不動産屋を巡ってきたが貴方なら信用できると思った、それだけです」とのこと。

 

 売りたい値段を伺うとあまりにも安いので販売事例も示しご老人に告げると「知っています。しかしこれだけあれば充分なので生きているうちにこの世に布施をしたいのだ」と淡々として、住所と氏名と連絡先を告げて帰られた。

 

 その場所はいくつかある私のジョギングコースの一つなのでよく知っていたが、改めて現地に立って見ると、これが実に良い地相なのだ。長方形の宅地の先になだらかな丘までついている。

 

 かくしてそこに信頼する職人が誠実な仕事ぶりで、丹精込めて家を建てました。  完成するまで販売にはかけず、住む人を選ぶことに決心していた。

 

 春に家が完成し、片づけや仕上げの掃除も終わり職人も皆帰った夕方、家じゅうの灯りを点けて道に出て一人で家の出来栄えを眺めていると、薄暮の道を中年の夫婦が息急き切って走り寄り「この家はずっと注文住宅だと思っていましたが、分譲されると聞きました。本当でしょうか? 価格はおいくら? まあ、どうしてそんなにお安いのでしょう。まるで土地のお値段ではありませんの。この辺は坪百万円はするはずなのに。すみません、ちょっと中を拝見させて下さらない。まあ、素敵。天井の杉張りも良いわ。間取りも!まあ、このクロス本当にセンスが良いわ。すみませんが私共の家に今すぐちょっと来て下さいませんか。ここから歩いて5分程です。」という次第でお宅に同行しました。

 

 奥様のご趣味とかで素晴らしい陶器がセンス良く配置された洒落た邸宅に招かれ客として持て成され、事の顛末を話したら納得とともに安心された様で「実は来月結婚する娘がいます。明日の日曜、二人にあの家を見せたいのでぜひよろしくお願いしたい」  次の日現われた若いカップルのなんと清々しく非の打ちどころもない感じの良いこと。  その場で全て決まってしまった。  お二人は今もそこに住まわれている。

 

 二人のかわいいお子さんにも恵まれて、幸福に。  皆様今年も良質な仕事を通して世の中に布施をしましょう。

 

 

平成二十五年発巳正月
社団法人 全日本不動産協会神奈川県本部
公益社団法人不動産保証協会神奈川県本部
本部長 秋山 始
|投稿時間:2013年01月11日 16:28
秋のご挨拶

 忙中に閑を作り、夏も終わりに近い素晴らしく晴れて凄く暑い一日、小さな旅をした。  毎年恒例になっている大手ハウスメーカーが顧客サービスの一環で主催する日帰りバスツアーです。その企画の着眼点がすこぶるシンプル、何処どこに何を食べに行こうとか、或いは見に行こうという様なもので、当方は興趣をそそられた会だけ参加を申し込み、あとはバスに乗っていれば連れて行ってもらえる。気楽な旅である。

 


 今回は本年4月14日に新しく開通した第二東名の駿河湾沼津サービスエリアへ。バスの中ではガイドさんの説明を聞きながら、サービスされたビールを飲んだり、新聞を読んだり、居眠りをしたりという具合、道路は至極快適で景色も素晴らしい。極楽極楽。

 辻堂を出発してから約150分ほどで到着し、降り立った早々驚いた!平日にもかかわらず何という人の多さ、賑やかさ、人々の楽しげな様子。

 それもそのはず、一歩建物の内に入ってみれば、マグロの解体ショーのかけ売り声やら、採れたての野菜類やその他楽しげなものが店内いっぱい。さながら市場の形相である。我々は一巡しただけで、清水市内へ。予約してあった老舗和食処で昼食を楽しみ、少しの休息の後に向かったのは、旧東海道の由井宿、つい最近まで江戸時代からの染物屋が営まれていたという由井正雪の生家が残っており、昭和を遥かに遡った時代の風情で、手拭や小物を商っているという。しかし本日休業の札がぶら下がっている。向かいの店で尋ねると、中に主が住んでいて、入り口はそこだけだからと云う、店の前に立って暗い中を覗きながら声をかけ、そろりと入り口を開けると、ちょん髷を取っただけの様な小柄で無口な中年のご主人が「きょうは休みですが良かったらどうぞ」と招き入れてくれた。暗い板の間に並べられたその手拭のどれも色彩や絵柄が多彩で素晴らしい。そのうえ一枚500円という安さ、私は迷った末、籠模様と撫子模様を買った。また、近くには小さな削り節工場兼店舗があり安価で買える。ついでに買ってきたイワシ粉がサラダや冷やっこ、おひたし何にかけて食しても美味しく良かった。  帰路、先ほどの駿河湾沼津サービスエリアに寄った。さすがに解体ショーは終わっていたが、新鮮なマグロや野菜達を皆んなで買って家路についた。  帰宅後の夕食に早速食べたマグロは勿論、トマトのおいしかったこと。

 


 新しく発展する日本、惜しくて愛しくて失いたくない日本、この二つを同時に見て、何と素晴らしい国なんだろうと胸が熱くなりました。  ツアー主催者に感謝感謝の一日でした。
 皆さんも小さな旅にでてみませんか。そろそろ秋が感じられる季節になりました。  寒暖の差が大きい時節柄ご自愛下さい。

平成24年10月13日
社団法人 全日本不動産協会神奈川県本部
公益社団法人不動産保証協会神奈川県本部
本部長 秋山 始
|投稿時間:2012年10月15日 10:18
夏のご挨拶
「猫の目の様に変る行政に振り廻される零細ビルダー」

 日本の自然現象も少し以前から変化を来たしている様に感じられ、九州や西日本では気象庁が今年から使用することにした「経験したことがない豪雨」で大勢の人が亡くなったり甚大な被害が発生してます。
 一方、湘南地方はこのまま梅雨が明ければ空梅雨、猛暑の予想です。
 皆様 暑中お見舞い申し上げます。
 国の景気対策の一つとして2009.12に住宅を新築・改修すると商品(最高30万円)などと交換できる「住宅エコポイント」という制度が始まり、事前の認定を受け、完成後に国交省の指定機関に申請すると云う手続き的にあまり難しくなく使い勝手の良い制度で当社ではお客様と事前に相談、主として外構工事のグレードアップに充当し、お客様にご満足頂きましたが、2012.7.4補助金の枠が一杯になったという理由で予定より早く終了しました。その間何度か内容の変更はありましたが対応しつつ10件の利用が出来、有意義だったと思います。
 平行して2010.4より「木のいえ整備促進事業」(長期優良住宅普及促進事業)」という制度が始まり、*長期優良住宅認定 *主要構造部分に国産材、または森林認証を受けた輸入合法木材を50%以上用い、その他の条件を満たせば120万円の補助金を受けられるというもの。これは当社が日頃実施していることを公の機関に認定してもらう絶好のチャンスと捉え奮い立ち、その手続きを専門家に依頼すると手数料による目減りも大きいため自ら行うことにしました。住宅の履歴や設計図書類等々を確実に保存する電子化が必須でこれは得意の分野なので始めてみましたが、やることが多岐にわたり、まず木材の認証制度を勉強し、自社で使用している木材を購入している会社との頻繁な電話の往復、それだけでは事足りず、静岡県島田市まで車を飛ばして出かけ、ここで木材を見ながら社長直々に教授を受けました。エビデンス(証明書)の収集、材積の算出、役所への諸手続き、建築中の住宅の構造の一般公開、実績報告の提出、その後支援室の細かいチェックを何度か受け、承認され120万の補助金を受けた結果、販売価格を下げることに成功しました。当社ではこの支援事業の補助金を4回受けることが出来ましたが、仲間の多くは最初から諦めてしまったり、途中でハードルを越えることが出来ずに諦めた様でした。更に2012.4この事業は難易度を上げ、どんなに優良企業でも一社だけでは補助は受けられなくなりました。今まで一社で取り纏めてきたことを、木材の切り出しからプレカット、輸送を担当する法人、並びに住宅施行会社5社以上がグループを作り、協議会的な組織とし、定款まで作成し運営しなければ補助金の申請すら出来ない。私の中での問題は二つ、まず時間があまりにも短かった。公示からエントリー締切迄が40日しかなく、先般の経験で時間的にとても間に合わないと思い、申請を専門家に依頼し、施行会社をあと2社誘えればというところで受付は終了、時間切れで諦めざるを得ませんでした。締切に向かって疾走していた気持ちを一旦冷静にして全体像と将来性を研究してみたいと思う。もう一つの問題は今回の事業変更の内容を何ヶ月も前から知っていて、しっかり準備し、高難度の全てをクリアしてエントリーしたグループが散見されることです。この様な重要な情報は公平に周知され運用されなければならないと強く思う。
 改悪と思える今回の支援策が日経新聞7.13付の記事の云うところの消費税増税前の駆け込み需要に対する緩慢な抑止策だとしたら、行政のご都合主義で零細ビルダーも消費者もたまらない。お客様は比較的若年層が多く、限られた予算の中で120万の補助金が占める割合は大きい。お客様の期待には応えられず、多大な時間をかけた努力は報われず二重にたまったものではない。
 今年の流行語大賞にでもなりそうな「国民のために」というのが口癖の人や、旗印にしている大政治家がいますが、彼等にとっての国民とは誰と誰のことなのでしょうか。少なくとも切実に住宅を望んでいる人々や、消費税が3%から5%に増税された後一年以上まったく仕事がなかった悪夢が忘れられない零細ビルダーはそこに含まれていないのではないでしょうか。怒りをおぼえます。
 以上の件に関してましては詳細に書き尽すととても紙面が足りませんので広く皆様方にもわかり易い様に出来るだけシンプルにダイジェスト致しました。
 今夏は酷しい暑さが予想されます。ここ二、三日続いた暑さだけでも節電への意思が最早揺らぎそうです。電力会社の高笑いが聞こえる気がします。
 皆様どうぞご自愛くださいますよう。
              
平成24年7月17日
社団法人 全日本不動産協会神奈川県本部
公益社団法人不動産保証協会神奈川県本部
本部長 秋山 始
|投稿時間:2012年07月23日 13:05
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