本部長挨拶|公益社団法人 全日本不動産協会 神奈川県本部

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本部長挨拶

COVID-19

 古い話ですね。昭和35年に開催された「全日本中学校通信陸上競技大会(略称 放送陸上)」、毎年8月の或る日一斉に全国各地で競技を行い。NHKがラジオ放送網を使って各地の記録を集計し、種目別で全国順位を決めるという大会で、神奈川県の私たちは三ッ沢競技場で競い合い、ハードル競技に出た私は本誌2015年3月号で記しましたように、今となれば宝物ですが結果は最下位でした。                   

 昭和38年、新潟県を軸として開催された「全国高等学校総合体育大会(略称 インター杯)」では県の代表として出場した結果、一位と二位と云う宝物を手に入れました。この出来事が、想い出がその後の私の生き方に大きな影響を与えたことは云うまでもありません。

 

 昨年までずっと続いていたこれら歴史ある想い出の大会が今年は中止となりました。原因は言うまでもなく新型コロナウイルス感染症の蔓延によるものです。あの甲子園の全国高等学校野球選手権大会までも中止となり、他にも球技をはじめとする各種の大会が中止となりました。

 一番つらいのは言葉では言いあらわせない程目標に向かって頑張ってきた高三、中三。青春の1ページがポカンと空いてしまいます。彼らの将来が心配です。監督もコーチも教諭も苦心なさっておられるようです。

 今まで想定すらもできなかったこの現実、皆様の生活ぶりにも大きな変化があったものと思われます。

 

【総本部】

 3月より会議、委員会等の開催をしないこととし、必要な場合は書面評決、事務局の勤務体制にもコロナ対応をとり、勤務形態に在宅、テレワークなどの新しい形も取り入れました。更には年度末であるため開催の増える理事会、幹事会、期末監査なども書面評決とし、都度役員に評決を願い、いずれも全役員承認で合意をいただきながら丁寧に、ルール通りに協会運営を進めています。

 この最中に令和2年度を迎えたわけで総会の開催が必要です。しかしこの時期6月26日に全国から408名の代議員の皆様に会場に集結して頂くことはできませんので、これも書面評決の準備を進めています。今後は、国、都道府県の判断を中心に情勢を的確に捉えコロナ対応を引き続き慎重に進めてゆきます。

 

【県本部】

 総本部に倣い委員会等を極力開催しないこととし、必要な場合は書面評決を、事務局の勤務体制も会員各位にお知らせしつつコロナ対応をとり、勤務形態は在宅勤務などの新しい形態も取り入れました。また理事会、定時総会には開催時に出席対象者がご自身の判断で出席、委任、書面による議決権の行使を選択してコロナ対応ができるように致しました。今後は理事会、委員会、各種打ち合わせなどをWeb会議でも可能とすべく検討を始めております。

 

【県本部定時総会、年次大会】

 公社・全日本不動産協会、公社・不動産保証協会、一社・全国不動産協会(TRA)の神奈川県本部定時総会並びに全日本不動産政治連盟神奈川県本部の年次大会は代議員各位が一堂に集まることなく前述の書面による議決権行使を行って頂く方式で5月28日開催されました。審議事項はすべて承認頂きました。内容につきましては後述の記事をご参照願います。

 

 令和2年度も変わらず「組織基盤の強化」「公益事業の推進」「専門研修の充実」を図り、会員心得「公正・品位・規律・信頼・感謝」の浸透を図ってまいります。特に組織基盤の強化に関しましては、当本部の現状を踏まえた将来への施策として進めております「支部統合等の組織再編成の具現化」はコロナによる遅れはあるものの特別委員会を中心に慎重に進めてまいります。

 

 今回の新型コロナウイルスCOVID-19(Corona Virus Disease-2019)により我々は多くの変革を余儀なくされました。

 下名が総本部役員として総本部の理事会、委員会を経験し最初に感じたことはTV会議システムの導入でした。以前の勤務先ではTV会議は全国各地の支社、営業所、工場との間の会議、打合せに頻繁に使用されており、阪神大震災翌日からの支援復興に関する打合せにもフル稼働しておりました。

 全国各地から総本部に出向かれる役員の皆様のロスを考えると、本会でも真っ先に導入しなければと痛感しましたが、ICTに馴染みの薄い本会ではその他の事情も含めハードルが極めて高い改革であり現在まで実現できずにおりました。

 それが今回のコロナ対応ではツール、環境が整ってきたこともありますが前述のように抵抗なくあちこちでWeb会議の利用が始まりました。事務局の皆様には手探りでの運営となりご苦労をお掛け致しましたが、今後役員各位の負担軽減等に大いに活用できます。他にも仕組みができていない中、必要に迫られ実施した在宅勤務、テレワーク、フレックスタイム制等も導入の可否から根本的に働き方改革のもと急ぎ再検討を行わねばなりません。

 

 「検査が足りない」「封鎖が半端」と日本のコロナ対策を批判していた欧米メディアが日本の被害の小ささに「不思議」と。マスク着用と消毒・手洗いの励行。医療水準の高さと関係者の尽力。早期に「3密」を発見し、回避したこと。罰則なしでも外出を自粛する国民性。決定的要因はわかりませんがどれも遵守注意しながら新型コロナウイルスを征服しようではありませんか。

 

令和2年6月23日

 

公益社団法人全日本不動産協会神奈川県本部

公益社団法人 不動産保証協会神奈川県本部

本部長 秋山 始

|投稿時間:2020年06月23日 13:51
新年のご挨拶

令和の新年

 

 1971年1月1日にペルシャ湾に入港するタンカーの修理のため出発したことは四年前の本欄(広報誌「全日かながわ2016年1月号・多士済々」で触れましたが、この時が私とアフガニスタンの出会いでした。と云ってもその時の印象はそこに記した通り “今でこそ有名なアフガニスタン上空を飛び、ずっと続く乾燥した荒野に「こんなところに人がいるの?」と俯瞰した景色が今でも目に焼き付いています” が感想でした。その後も積荷のために着桟する船の修理に何度もペルシャ湾に赴き、入港遅れなどで余裕ができた際にイランのイスファハーン、シーラーズ、何度かはアフガニスタンのカブール、さらにはバーミヤン渓谷にも足を延ばして今ではターリバーンに破壊されてしまった石仏にも会ってきましたが、この頃まだこの国は人影もまばらな当初の感想通りの乾燥した荒れ地ばかりで山羊や羊の放牧を時おり目にする静かなところという印象でした。その後ソ連の軍事侵攻が始まり国が今も大いに乱れ、人口増加もあいまって食糧難の貧困に見舞われています。あの貧しくとも穏やかだった光景はもう戻らないのですね。

 彼らにとっては大国の都合による援助、人道支援などとこじつけの介入などなく、その光景のままであったほうが幸せだったのではないか? そんなことを考えるようにもなりました。

                   

 このような中、現地で地道な活動をずっとなさっておられた我々が世界に誇れる中村哲医師が銃撃されました。なぜ?という思いと怒り、くやしさが駆け巡ります。

 ご冥福をお祈りせずにはおられません。

 彼の強固な意志を継いでくれる若者も大いに集まってきているという話も聞き、救われると同時に複雑な気持でおります。

 

 2015年3月号(広報誌「全日かながわ2015年3月号・多士済々」)で書きましたが私は高校時代にラグビー部に所属しておりました。

 

 その頃ラグビーは決してメジャーでなくケガだらけの汗臭いスポーツでした。ハーフタイムに仲間の肩がさがっているのを見て、周りも本人も初めて鎖骨の骨折に気づいたり、スパイクシューズのスタッドは革製、釘で靴裏に打ち付け、その釘を靴の中で曲げて固定させているため、釘の先端が起き上がり足の裏に刺さった痛さをハーフタイムに初めて気づくというような粗いスポーツでもありました。

 

 この50年もの間、人気低迷していたラグビーが2019年のワールドカップで突然我が国の人々の人気を得ました。ルールも難しく十分な理解もできない中で皆さんが彼ら日本代表を熱く応援して下さいました。そしてついにこのチームは壁を乗り越え、ONE TEAMのスローガンのもとで世界のべスト8を手に入れました。感動です。

 

 令和元年 特にこの2つの出来事が記憶に残り考えさせられました。

 

 

 新元号が「令和」に定まり初めての新年を迎えました。

 あけましておめでとうございます。

 神奈川県2140人の会員の皆様に遍く良い年でありますよう祈念申し上げます。

 

 本会では今年を組織運営の大きな転換の年と位置付け、県本部および支部組織運営の見直しの第一歩として、西湘支部と湘南支部、県央支部と相模原支部の統合を行い、効率化の推進により、会員の支援充実と利便性の向上を図ってまいります。

 

 また、会員支援を目的とした一般社団法人全国不動産協会(TRA)の発足に伴い、本県もTRA神奈川県本部として、事業活動を開始し、全日グループの一般社団法人として、公益社団法人である全日本不動産協会ならびに不動産保証協会が、適正かつ確実に公益事業を推進してゆくためのサポートを行うと共に、重点的に専門教育の充実をはじめとする会員支援に特化した事業や会員利便親睦事業などを積極的に展開し、将来に向け本会のさらなる発展に努めてまいります。

 

 中村先生のような強固な意志と実行力、日本代表チームのようなたゆまぬ努力とチームワークで。

 

令和2年1月1日

 

公益社団法人全日本不動産協会神奈川県本部

公益社団法人 不動産保証協会神奈川県本部

本部長 秋山 始

|投稿時間:2020年01月01日 09:00
新年のご挨拶

 40数年前、新年を函館駅前の「江差屋旅館」で迎えました。

外は雪、駅前広場の街頭拡声器からは飽きもせず毎日毎日北島三郎の『函館の女』が休むことなく聞こえていました。年の瀬に先輩諸氏は本土の自宅へ戻られ、身軽な私一人が人質として残されました。

 

 旅館は古い木造の2階建て、隙間風が入り布団の襟が息で凍る有様でした。部屋数も15程しかなかったと記憶しています。この旅館が年末29日には私一人だけとなり賄いさんも休み、年老いた所有者ご夫妻が、掃除や食事の世話をしてくれました。

 

 29日夜にコールが入り、30日早朝4時に駅から離れている貨物桟橋で乗船するように連絡が入り、吹雪の中危ない足取りで重い商売道具を持ち、歩いて行ったことを鮮明に覚えています。仕事を終え、31日の夜、出稼ぎ帰り?の多勢の乗船客が下船された後、機関長、機関士、船長、航海士の皆様に年末の挨拶をし、下船しましたが、体調は極度に悪く倒れ込むように旅館に戻りました。

 

 しかし、それからが大変、風邪だったのですが熱は40度超え潰されるほど布団を掛けても寒気と震えは止まらずご夫婦がストーブをガンガン焚き、額の冷タオルを頻繁に取り替えてくださり、三が日はウトウトし続けていたようです。幸いにもこの間システムは致命的なダウンもなく、軽微な不具合も乗組員の皆さんがカバーしてくださったと後日青函局の幹部から伺いました。有り難いことに先方も私のダウンを知り、お心遣い頂いたようで健康を取り戻した私は老夫婦に感謝、局の対応に感激致しました。

 

 どの様なシステムかは本誌一昨年3月号で触れましたが青函連絡船の機関全ての装置の遠隔監視・制御システムでダウンすれば停船してしまう心臓部です。当時の最先端技術とは云え、前例のない計測制御技術の応用経験不足と個々の新たな部品の信頼性も高くなく、こういったシステムはダウンの原因を探り、その場で改修(改善)を試みるという繰り返しで徐々に動作が安定してきたものでした。すべての企業(特に製造業)がこの様な地道で、しかし血の出るような努力を積み重ね、製品の信頼性が高く評価され、世界に誇れる日本製品となったと自負しています。

 

 製造業は人が営んでいることであり、ある程度のばらつきもありますが、間違いが起きたときは二度と起こらないように再発防止をし続けることこそが「日本のものづくりの強みだと思います」

 

 日本人は誇りを捨てた国民という表現を耳にしました。本来「誇り」とは大切な事や物を守る心と思います。家系を誇る人がいます。それも結構ですが自分の努力で成し得たことでもなく、たまたまそこに生まれてきた成り行きにしか過ぎません。むしろその家系に相応しい人になる努力をして世の為、人の為に尽くしてこそ価値があるのではないでしょうか。それは自分の評価ではなく、人様が評価してくれることなのです。

 

 元来、誇りを持って営み続けてきたことで信頼を得ている企業が不正をする昨今の例には落胆するばかりです。昨年の漢字「隠」「竄」「嘘」情けない。他に「転」もあるらしいですが……。 
 
 この問題を解決する方策の一つは「日本人が誇りを取り戻すこと」だと思います。国粋主義者になってと、言うわけではありません。それは自分が生まれた故郷に誇りを持ち、家族や友人に誇りを持ち、自分の職業に対し誇りを持つことと思います。会員の皆さん。小さな集まりかも知れませんがまず私達の協会(業界)が更に誇りを持って手本となろうではありませんか。

 

 平成31年、2019年新年にこんなことを思いました。

 

 会員の皆様、謹んで新春のお慶びを申し上げます。皆様方におかれましては、ご家族の皆様、社員の皆様とご一緒に新鮮なお気持ちで新年をお迎えになられたことと存じます。

 当業界ではご承知の通りIT重説が一部可能となり本年からはすべての取引形態への利用に向け実験が始まります。これからの世の中、更にICT利用が進み、AI、IoT技術の応用も進展し、今後は業容も含め否応なしに大きく変化してゆくものと考えられます。              

 これらも見据え本会も不動産業の中長期的な展望と変化を予測した舵取りが必要になり、難しい対応を迫られて参ります。

 また、他方では公益法人としての本会の運営の安定を図り、更なる会員支援の充実を図ってゆくことも喫緊の課題であり、これらを踏まえ新たな施策も含め中期ビジョンを策定し、協会活動を展開して参ります。
 
10年程前、函館駅に降り立ち、既に開発済みの駅周辺を見渡し、件の旅館がビジネスホテルとして10階程のビルになっていることを確認しました。が、現在では確認ができなくなっております。開発も日本人が誇りを失ってゆくひとつの要因なのかもしれません。
先月も出張の折、青森ベイブリッジからメモリアルシップとして係留されている八甲田丸を遠望し、当
時に思いを馳せてきました。

 

『津軽海峡冬景色』泣ける歌です。

 

本年も何卒よろしくお願い申し上げます。

 

2019年1月1日

公益社団法人全日本不動産協会神奈川県本部
公益社団法人  不動産保証協会神奈川県本部
本部長 秋山 始
|投稿時間:2019年01月01日 09:00
新年のご挨拶

元旦の記憶・新年のご挨拶

 

 鎌倉鶴岡八幡宮の長い歴史を見つめてきた大銀杏、平成22年3月10日未明、雪混じりの強風によって倒伏しました。樹齢1000年ともいわれ、高さ約30メートル、幹の太さは約7メートル、朱塗りの社殿と並ぶようにそびえ立つ子供の頃から見慣れたその姿は、今でも記憶に残っています。

 私が会社に勤務していた頃、毎年正月休みにこの大銀杏の前に8時15分(工場の就業開始時間)に50人程の管理職全員にボスから集合する指示を受け、生意気盛りの若かった私でしたが先輩からも諭され、嫌々ながらも逆わずに参加し、周りが参拝の皆様で大混雑のしている本宮に上がり、お祓い、ご祈祷を受け、件の大銀杏の前で上司の年頭挨拶を聴き、乾杯。自分にとっては好ましくない新年の行事が過ぎて行ったのでした。

 我々はこれを密かに「踏み絵」と呼んでいました。この絵を踏まないと上下関係で面倒なことになるからでした。こんな強烈なボスの職場でしたが、製品の企画、開発、設計、試作、製品製造、保守サービス全てにも徹底した厳しさが求められ、高い技術力と製造する製品の品質に対する高い意識と厳しい手法・不具合に対する厳しい姿勢について大きな影響を受けました。この〇〇学校(職場)の卒業生がその後国内外各所で活躍をすることになろうとはその時は思いもよりませんでした。 

 

   このような環境で働いていた私には今日の大企業のレベルの低すぎる不祥事は信じられません。商品と消費者を或いは、取引先を馬鹿にした最低な行為です。いったい日本はどうしてしまったのでしょう。新幹線の安全神話も崩れるのではないかと懸念されます。

 国家から国民まで各々が原点に立ち還り、それぞれの位置で「美しい国、日本」を築いてゆこうではありませんか。鶴岡の八幡神の前でも恥じることのないように。

 平成30年、2018年新年にこんなことを思いました。           

 

 

 会員の皆様、謹んで新春のお慶びを申し上げます。皆様方におかれましては、ご家族の皆様、社員の皆様とご一緒に新たなお気持ちで新年をお迎えになられたことと存じます。

 

 当本部は創立45周年から50周年に向かおうとしておりますが、ご承知の通り業界では昨年10月IT重説が可能となりました。現在は一部の取引形態にのみが対象であまり使われていないようではありますが、近い将来すべての不動産取引で可能になり、広く利用されてゆくことは逆らえない流れです。これからの世の中、更にICT化が進み、AI化、IOT化も進みつつありますので、我々の業界の今後は業容も含め大きく変化してゆくものと考えられます。              

 一方で民法の改正も近く、本会としては直近の変化に対応しつつ、併せて不動産業の中長期的な展望と変化を予測した舵取りが必要になり、難い対応を迫られて参ります。また、他方では現実の大きな問題として公益法人としての本会の運営の正常化を図り、更なる会員支援の充実を図ってゆくことも喫緊の課題であり、これらを踏まえ新たな施策も含め協会活動を展開してゆきます。

 当本部ではこれらに対応する組織を立上げ、既に活動を開始致しており、今後は総本部と連携し進めて参ります。

 

 新年早々環境と変化が厳しい中での対応を記しましたが、執行部一同明るく且つ、気を引き締め、引き続き3つの重点指針

①組織基盤の強化  ②公益事業の推進  ③専門研修の充実

を軸に活動を展開してまいります

これらを進めてゆく過程で、時には会員各位が驚かれるような変化がもたらされることもあり得ますので俯瞰頂き、ご理解・ご支援をお願い申し上げます。

 

更に会員各位と共に当本部会員心得

 【公正】・・公正・誠実な業務遂行を責務とする。

 【品位】・・専門家としての品位と見識の保持に努める。

 【規律】・・法令遵守、反社会的勢力、違法行為の排除。

 【信頼】・・これらをもって社会全般の業界への信頼を保持する。

 【感謝】・・謙虚な心で、全てに感謝を。

を通じ、我が業界から前述の「美しい国、日本」の実現を図りましょう。

 

本年も何卒よろしくお願い申し上げます。

 

2018年1月1日

 

公益社団法人全日本不動産協会神奈川県本部
公益社団法人  不動産保証協会神奈川県本部
本部長 秋山 始

 

 

 

|投稿時間:2018年02月13日 13:06
新年のご挨拶

元旦の記憶・新年のご挨拶    

 

1976年1月1日、私はソグネフィヨルド(ノルウエー・ベルゲン北東100㎞)を航行するフェリーの甲板で寒さに震えながらベルゲン大学で第二外国語に日本語を学んでいる学生達20人程に囲まれていました。彼等にとって私は偶然乗り合わせた生きた日本語を話す教師だったのでしょう。彼等は大変興味深く熱心に話しかけてきました。当時我が国は高度成長期にあり、北欧の片隅の街から見ても勢いのある進んだ憧れの国のひとつだったのです。私は当時長崎で建造していた3隻のノルウエー船籍タンカーの監督員として派遣されていたベルゲン在住のM氏の結婚式に招かれ、ベルゲンへ向かっておりました。途中オスロでバイキング博物館、私が無知だったのでしょうが変な絵 ムンクの「叫び」 を国立美術館で見て衝撃を受けたことを記憶しております。この時は長崎、鎌倉で意気投合した彼が航空券を用意してくれた関係上、お断りができず、酷寒の地へと向かったのでした。滞在中のベルゲンでは近郊のトロールハウゲン(妖精の丘)にある湖を眼下に望む ペールギュント組曲 で有名な作曲家グリークの家を訪ねました。彼が作曲をしていた部屋を拝見し、私の頭があたる鴨居の高さで彼の背が低かったのであろうと想像したことを思い出しました。しかし、無学な私はここでもグリークのこともよくわからず、後に彼が作曲した曲の素晴らしさを知り驚きました。現在はこの生家一帯はグリーク博物館となっているようです。その他にも私の常識を覆す様式のボルグンのスターヴ教会などをご案内頂き、旅の最後に新年の初日を迎えるに相応しい穏やかで、空も高く、海も深く、冷たく突き刺さる空気も澄みきっているソグネフィヨルドに連れて行って頂きました。強烈な寒さを除けば、希望に満ちた新年を迎えるには実に雄大なスケールで、震えながら気持ちが昂ぶったことが今でも鮮烈に記憶されています。くだんの彼等も京ことばを話すリーダ格の学生の配慮で私は一時間あまりで開放され、ソグネ・フィヨルドに存分に浸ることができました。   

 

閑話休題

 

 会員の皆様、謹んで新春のお慶びを申し上げます。皆様方におかれましては、ご家族の皆様、社員の皆様とご一緒に新たなお気持ちで新年をお迎えになられたことと存じます。

 

 最近の不動産業界を取り巻く環境につきましては、本年4月1日に本会が推進して実現を見た「宅地建物取引業法の一部を改正する法律」が施行され、より一層の消費者保護のため、弁済業務保証金制度の改正、及び本会をはじめとする事業者団体に対して、宅地建物取引士等に関する体系的な研修実施努力義務が盛り込まれます。          

 

 さらに平成30年4月1日からは、既存住宅取引における建物状況調査(インスペクション)結果の有無についての重要事項説明が義務付けられ、より高度化・専門化された不動産取引に関する知識習得がこれまで以上に求められております。

 

 このような状況を踏まえ、神奈川県本部は、会員研修の充実を中心に本年度の事業を、11の委員会の事業活動を軸に下記の3つの重点指針を掲げて展開致します。

 

①組織基盤の強化  ②公益事業の推進  ③専門研修の充実

 

 組織基盤の強化につきましては、ここ数年新入会員数は順調に推移しておりますが、協会広報、開業セミナー等を充実させると共に、会員各位のご協力も頂き、更に着実に進めます。

 公益事業の推進につきましては、神奈川県庁を始め各行政機関との連携を強化、各公益団体主催事業に参画、また消費者セミナー等を通じて公益社団法人としての地位向上を目指します。

 専門研修の充実につきましては、「全日ステップアップトレーニング(賃貸編・売買編)」「ICT研修」等の専門研修を毎月実施します。また、「ZENNET」を進化させた「ラビーネット」の普及促進に努め、より便利で使い易い会員の声に寄り添ったツールの充実を図ります。

 

  一方、神奈川県本部では平成27度より

 【公正】・・公正・誠実な業務遂行を責務とする。

 【品位】・・専門家としての品位と見識の保持に努める。

 【規律】・・法令遵守、反社会的勢力、違法行為の排除。

 【信頼】・・上記3項をもって社会全般、消費者等の業界への信頼を保持する。

 4つの『会員心得』を明示し、取引の専門家としての意識の醸成を図って参りましたが、平成29年から 

 【感謝】・・謙虚な心で、人や物全てに感謝を。

を加えた5つの『神奈川県本部会員心得』を恒久的指針として周知致します。

 更に今年度は、神奈川県本部創立45周年、会員数2,000社突破記念特別事業を検討致します。

 今年度も会員各位に納得頂ける事業の展開を図るべく、各委員会及び各支部相互の連携、協働を図り、PDCA(Plan Do Check Action)のサイクルを活用して、更なる組織の活性化と会員サービスの充実に組織を挙げて邁進致します

 

   これらの事業活動計画に沿って神奈川県本部は本年も公益社団法人としての体質強化、並びに宅地建物取引業者としての会員各位の更なる飛躍を目指し、活動を展開致します。

ご参画・ご協力・ご支援をお願い申し上げます。

 

  2017年1月1日     

 

公益社団法人全日本不動産協会神奈川県本部
公益社団法人  不動産保証協会神奈川県本部
本部長 秋山 始

 

 

|投稿時間:2017年08月31日 09:33
湘南マラソン

 湘南マラソン ここ3年ほど申込みの要領が悪く?出場が叶いませんでした。これを聞いた当協会(全日本不動産協会)湘南支部の会員さんで、毎年シッカリと自社の社員さん分でも確保している社長が、私の分の申し込みにも一緒にチャレンジしてくれました。しかし、地元枠、一次募集とも確保できず、口が先行していた私は「しめた。これで走らずに済む」と思っていました。6月27日夜、相模大野で本会相模原支部の仲間たちと懇親を深めているとき、彼女から携帯電話がかかり、残り少ない二次募集分で「全員分確保できました」と嬉しい(えーッ)連絡と「本部長、歩いてもいいから完走してくださいね」という優しい?メール。


 かくして本日12月6日の大会日を目指し、練習(調整?)をすることになりました。しかし、過去の様にはうまくゆきません。協会の役員を仰せつかっている現在、時間がとても取れにくくなっており、また、年齢と共に悪くなる代謝による体重も増え、「本当に歩いてでも完走できるのだろうか?」と思いつつ大会が近づいてきました。そしてゼッケンがTシャツ、資料、計測用タグ等と共に送られてきました。これを見た途端、弱気は飛んで、出場する方向に気持ちが傾いてきました。


 そして、走る一週間前からは、練習はしない、炭水化物をたくさん摂取するなど、自分の都合のよいルールを作り、飲酒も毎晩、そんな準備?をしました。大会当日、天候にも恵まれ、早朝からスタート地点の大磯プリンスホテルに向かっているうちに、どっぷり湘南国際マラソンの雰囲気につかり、どんどん気持ちが集中(昂ぶり)してゆき、まさにランナーズハイ状態になってゆくのがわかりました。この大会、毎回感心するのですが、ボランテイアの皆様が大活躍されており、コースの周辺も含め、ゴミひとつ見当たりません。「来た時よりも美しく」が完璧に実践されています。また、地元にお住いの方への配慮、ランナーへの声かけなど、走っていてたくさん元気がもらえます。今日はこんな文を書いたボードを持って声かけしているボランテイアの方を見かけました。 「ここは挫折禁止」左折×の案内をしている方でした。登りの苦しいところですが、思わず苦しい顔が笑っていました。


 前回より遅いな、苦しいなと思いつつ、支部役員各位が支部旗を立てて応援して下さっている折り返し地点に着き、記念写真(証拠写真?)を取って頂き、折り返しました。あとは苦しみの連続で、給水ポイントで頂く、飲み物とレーズンを 楽しみに少し生き返り、一応規定時間内で無事にゴールできました。


 今年から開催が約一月遅くなりましたが、西湘バイパス二宮から、134号線江の島まで上下線を通行止めをして行うのですから行楽シーズンの11月の連休中に行うことに無理があったと思います。このパターンで定着するのではないでしょうか。しかし、今日も伊豆半島石廊崎まで、箱根、富士山、丹沢大山まで、走りながら青い海ととも眺めながらキャッチコピーである「湘南の風」を感じ、いつも高速で車が飛ばしている道を全車線通行止めにして一台も車のない安全な状況にも何かを感じて走る、まさに超一級の湘南が誇るマラソンと思います。




一方で、今回はスタート後にコースに不審物が置かれていたとの情報で、多少の混乱があり、正式記録とならない事態も発生した様です。今後はテロにも目を光らせ運営をしてゆく必要もあり、大変ではありましょうが、長く継続するよう 強望するものです。痛い体でこんなことを思いました。




平成27年12月11日
公益社団法人全日本不動産協会神奈川県本部
公益社団法人  不動産保証協会神奈川県本部
本部長 秋山 始
|投稿時間:2015年12月11日 11:37
春のご挨拶

 忙しさを理由に自分に言い聞かせ、原稿を書けないことを忘れようとしていましたが、些か一年間も穴をあけますと、心臓の毛が絡んで不整脈を起こしている私でも胸が痛みます。申し訳ありません。

 

 平成26年度も終わり、27年度に入っております。26年度で2年間の役員の任期か終了し、新たなスタートとなります。この決定には支部組織(横浜支部以下6支部)、地方本部組織(神奈川県他46地方本部)、そして総本部組織が順次下部組織より役員を選んで参ります。

 

 当本部では5月20日の湘南支部総会からスタートし、全支部が総会を開催し、5月26日に県本部が総会を開催、次に6月25日の総本部総会で定まります。

 

 当本部はこの間の事業活動が停滞しない様に既に年初に定まっている事業計画・予算に準じて、前体制で事業を進め、新体制に引き継ぐ様にしております。

 

 28年度の大きな目標は会員に「全日に入会して良かった」と思われる協会を目指し、活動をして参ります。

 ちょうど役員改選にあたり、仕組みのご紹介が中心になりました。これからは本部長がキチンと四季の挨拶分を載せるように致したく存じます。

 

 

平成27年4月26日

公益社団法人全日本不動産協会神奈川県本部
公益社団法人  不動産保証協会神奈川県本部
本部長 秋山 始
|投稿時間:2015年04月27日 09:19
春のご挨拶

 あっという間にもうゴールデンウイーク。今年も1月7日執行部全員での黒岩知事へご挨拶から始まりましが、2月8日福島県本部で大雪に遭遇し午前3時帰宅、1週間後の15日当本部政経懇談会も大雪の翌日で交通が混乱、来賓、会員とも予定の半数の出席となり雪に振り回されたQ4でした。

 

 平成25年度が3月で終了し、ほぼ期首の計画通り事業も展開されました。既に平成26年度がスタートし、委員会活動も活発に始っています。今月は大きな事業である神奈川県本部定時総会が開催されますので、総務委員会を中心に準備が進んでいます。  私はと云えば仰せつかっている総本部役員の活動もあり、このページの「本部長の窓」にある通りハードなスケジュールに追われています。3月号の「全日かながわ」で書いたハナ肇氏の言葉「定年があるような人生はダメなの。定年がない人生っていうのは素晴らしいの。休んでいられないんだもの」を思い浮かべながら。

 

 

平成26年5月3日

公益社団法人全日本不動産協会神奈川県本部
公益社団法人  不動産保証協会神奈川県本部
本部長 秋山 始
|投稿時間:2014年05月07日 09:55
新年のご挨拶

会員をはじめ閲覧者の皆様へ

 

  謹んで新年のご挨拶を申し上げます。………

 

かさねて、本年もよろしくお願い申し上げます。

 

平成26年1月吉日
公益社団法人全日本不動産協会神奈川県本部
公益社団法人  不動産保証協会神奈川県本部
本部長 秋山 始
|投稿時間:2014年01月10日 13:00
冬のご挨拶

 皆様へのご挨拶が秋を飛んで、冬になってしまいました。申し訳ありません。

 

当HPには「本部長の窓」というPartがあり、協会での私の予定とその報告が載っています。夏以降、総本部役員を拝命、読書の時間すら失われています。  冬のご挨拶がとんだ言い訳です。 以下は最後に読破した本のあらすじと感想です。

 

  海賊と呼ばれた男  1970年8月18日、三菱重工業長崎造船所で当時世界最大のタンカー「沖ノ嶋丸」254,772重量トン(DWT)が竣工しました。当時私は出光タンカーが所有するこの巨大タンカーに搭載したコンピュータの保証技師でした。沖ノ嶋丸の仕事をしてゆく中で出光興産の「日章丸事件」を知りました。日章丸は一世から五世まで存在し、日章丸事件は二世の時に起きた日本国民が誇れる歴史的事件(快挙)でありました。

 1953年3月、日本の小さな石油会社の出光興産が、石油を国有化したため英国と抗争中のイランへ極秘裏にタンカー日章丸二世を差し向けました。英国海軍の海上封鎖を突破し同船は、イラン挙げての大歓迎を受け、アバダンにてガソリン、軽油約22,000Kℓを満載、数々の困難・苦難を乗り越え、5月、大勢の歓迎を受け川崎港に帰港しました。  これに対し、英国アングロ・イラニアン社(BPの前身)は積荷の所有権を主張し、出光興産を東京地裁に提訴。この「日章丸事件」は、法廷で争われることになりました。裁判の経過は連日、新聞でも大きく取り上げられ、両者の様々な攻防の後、結局、アングロ・イラニアン社が提訴を取り下げ、出光側の勝利となりました。 イラン石油の輸入は、その後、イランにおいてメジャー(国際石油資本)の結束が再び強化され、1956年に終了しました。しかし、この「事件」は、産油国との直接取引の先駆けを成すものであり、日本人の目を中東に向けるきっかけになりました。また、敗戦で自信を喪失していた当時の日本で、国際社会に一矢報いた「快挙」として受け止められたことも歴史的事実と思われます。この事件が起きた頃、私は小学生で騒ぎを知る由もありませんでしたが、その後の歴史の授業でも記憶がなく、表題の書籍「海賊と呼ばれた男」の中でこの詳細を知り驚き、時は異なるものの、自分が何度も往復した航路・地域であり、日章丸の描写がはっきりと目に浮かび、懐かしくもありました。

 

 5月22日 お招きを受けた千葉県本部の定時総会に出席する私は、京葉線の車中でこの「海賊と呼ばれた男」の最終章を読みながら臆面もなく瞼を熱くしていました。出光佐三氏の起業から現在までを記した小説ですが、本人の素晴らしさは言うまでもなく、対峙する官僚、GHQ、元軍人、社員、金融・保険・石油会社幹部などをはじめとし、随所に現れるキーマンに感動する場面が多く、これは「武士道」が原点なのだ。彼らは皆「士魂商才」を発揮した武士なのだ。彼らの活躍と真面目で勤勉な国民性で我が国が驚異的に発展することができたのだ。などと一人で感激、頷いていました。  比べて今はどうでしょう? 最近だけでも開示される情報すら信じることのできない電力会社、不正融資に懲りない金融機関、恐ろしい保線の鉄道会社と大きく病んでいる事象ばかり目立ち、「もう武士道なんてこの国には・・・」と腹立たしく思うことばかりです。  しかし、私は私なりに精一杯「海賊と呼ばれた男」、武士道を鑑に頑張ります。

 

 

平成25年12月9日

公益社団法人全日本不動産協会神奈川県本部
公益社団法人  不動産保証協会神奈川県本部
本部長 秋山 始
|投稿時間:2013年12月09日 18:35
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